2012年9月13日木曜日

【1】アメリカ的『マック&チーズ』(マカロニチーズ)





日本在住時、近所の知り合いのアメリカンボーイが毎日食べていた『マカロニ・チーズ』というか『チーズ・マカロニ』というか『マック&チーズ』について。

てっきり、単なるアメリカン・ジャンクフードだと思っていたが、これ、手作りだと、アメリカの国民食のような位置づけらしい。

レシピをみると、『マカロニグラタン・チーズ味』。


日本的に表現すると『グラタン』ですが・・・
 そもそも、『グラタン』とは、オーブンなどで料理の表面に焦げ目をつけて調理する」という調理法、およびその調理法を用いて作られた料理(wikipedia『グラタン』)なのです。

そのなかでも、ベシャメルソースを使用したものを、日本で『グラタン』と称する。


で、そのベシャメルソースの起源が諸説あるとwikipediaに書かれているが、思うに、西洋料理の起源はイタリアなので、矢張りイタリアだろうと予想。


で、そのベシャメルソースは、日本では一般的に『ホワイトソース』といわれているが、実際のところ、『ホワイトソース』というのは、『ベシャメルソースの素』のことで、同量のバターと小麦粉を加熱しながら混ぜ合わせたものの事である。(ホワイトソースとは、謂わば、『ルー』のこと。)

そのホワイトソースを牛乳で溶いて伸ばしたものが、ベシャメルソースというわけ。
西洋料理の基本でもあるので、覚えておきたい。


 『マック&チーズ』は、日本での『ラーメン』のような位置にある国民食といえるのではないだろうか。

冒頭で、アメリカンボーイがインスタントを毎日食べていた、と言ったが、日本で言えば、毎日インスタントラーメンを食べる、料理の苦手な貧乏学生みたいなイメージかと。


 ラーメンと言えば、現在欧米人に日本のラーメンが大人気の模様。

欧米の食品会社製作の、哀れなインスタント・ヌードルの味を知っている日本人ならば、彼らが日本のラーメンの味を理解できるのか疑わしいと感じるかもしれないが、自分では作れなくても、一応『うまい』という反応はある。

 欧米のインスタント・ヌードルは、一体、何をモデルに作られているのだろうか?謎だ。




『マック&チーズ』は、材料の組み合わせもいろいろ。
基本は実に単純だが、茹でたマカロニとチーズを混ぜるだけでも、マック&チーズになる。

 それを発展させて、オーブンで焼くだけで、料理っぽくなる。

 が、ベシャメルソースでグラタンにすれば、さらに料理らしくなり、

パン粉を混ぜれば、さらに良し。




 チーズの種類は、あまりものでも何でも混ぜてよいが、多分、最終的にオレンジ色になることが大事な気がするので(インスタントでもオレンジ色)、チェダーを仕上げにすると良い。

と、気楽に作れるけれども、奥が深い(と言えるかどうか疑問だが)料理である。




・・・レシピを忘れていたので、次のページではきっとレシピを乗せましょう。























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