2012年9月20日木曜日

和食バンザイ


私の頭の中の様子を映像化したかのようなこの動画。

そもそも、このブログを始めた理由は、自分が飢えているからに他ならない。日本食が周囲にない状態で、さらには現在、料理自体ができない状態なので、いつか自由に料理できる身になった暁のため、脳内で料理を学んでおこう。という趣向。

毎夜毎晩、日本で食材を買いに練り歩いていたり、居酒屋めぐりをする夢を見たというくらいに、実に見事に飢えている。

と、いっても、私はもともと和食一筋で育ったではない。
料理もしてきたが、それも和食のほうが割合が少なく、自分がシェフのレストランは、間違いなく『無国籍料理レストラン』である。

しかし、現在いる国はイギリスと並ぶくらいに、『貧しい食卓』で、何もかもが不味く、自分が今まで食べたいと思ったことがないものや、食べたくないと思っていたものが、メインディッシュだったりする。
そのうえ、ほとんどの野菜がデカくて大味、しかも固い事が多い。
和食食材が高価すぎることと、現在の自炊できない、貧しい環境などが相まって、頭の中が毎日上の動画のように走馬灯ぐるぐる状態なので、このクルシイ機会をなんとか好転させよう(意気込みはたしか)、と、このブログを立ち上げたのだった。


海外に出ている人で、自分の貧しさを曝け出す人は殆ど見たことがない。
バックパッカーは貧乏な、というか、外見上は質素なナリをしているだけの、現地人にタカられないために変装した『偽貧乏人』だし、最低、仕事さえあれば、貧しいといっても、現地で日本食を買い揃えると手元に金が残らない、というくらいの、贅沢な悩みの範疇。

 私は現在本当にありえない貧困状態にあるので、この状態で、『自分がもしいま、料理に必要な素材とキッチンを手に入れた時には、完璧に料理できるように』という真面目な思いから記事を書いている。(ふざけて見えるかもしれないが、一応、向上心は常にある)


現在、本当に、骨粗鬆症か栄養失調になるのではないかと心配になるような毎日を送っているが、自分の人生に、この時期があって良かったと思う。立ち止まって、見直すことができ、再度学び直すことにつながった。この状態を脱した暁には狂喜して、楽天レシピやらクックパッドのようなサイトでレポートしまくるかもしれない。



あああ、それにしても、飢えている!しかしそれはすでに日常と化した。
いつものように、空腹を忘れようと、おもむろに半凍りの冷たい水を飲み干すのであった。(押し麦にお湯を入れたものにウンザリしたときは、水だけ。)

飽食の欧州で、飢えている日本人がいるとは、誰も思わないことだろう。












0 件のコメント:

コメントを投稿

貴重な時間を割いてコメントして下さり、ありがとうございますm(__)m